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先行きの見えない時代の生き方


みなさん、お久しぶりとなってしまいました。お元気でしたか?私は、仕事の関係で外出しなくてはならない毎日でして、落ち着いて当ブログ更新も滞ってしまいました。


しかし、みなさんのご支援のおかげで、元気に活動しております。また、急性胆石症で倒れた奈良順子代表も、食事療法を継続し、病院での再検査にしても好ましい結果が出ております。


そして、私の飼い猫でもあり、スカイビジネスの広報部長の小南仔先生も元気にしております。来月9日は、先生のお誕生日です。早いもので、先生も10歳になられます。元気で長生きしてくれてうれしい限りです。


さて、今日は、みなさんにご紹介したいサイトがございます。以前も紹介しているのですが、私が所属している米国人間工学会 (Human Factors and Ergonomics Society) の内部に、現場主義意思決定学会 (Naturalistic Decision Making, NDM, Society) がございます。


NDM学会は、1989年にアメリカ人認知心理学者ゲイリー・クライン博士らが設立した学術団体です。去年は、14回目の国際大会が開催され、30周年記念大会となりました。この学会に所属している日本人は私のみで、日本で孤軍奮闘している毎日です(苦笑)。


今年、ようやくNDM学会も公式ホームページを立ち上げることになりましたが、また最近、デザインが刷新されました。上のイラスト写真をクリックしていただければ、公式ホームページに移りますので、よろしければ、ぜひ訪問してみてください(ただし、英語のページのみです)。


さて、みなさんも日々痛感させられていると思いますが、やはり新型コロナウイルス感染の問題は相当深刻だといえます。外出のたびにマスクをつけなくてはならず、いつ、どこで感染するかわからない。濃厚接触を避けなくてはならず、何をするにしても消極的な気分になります。


ニュースをみれば、毎日、全国で何百人の感染者が出た、死者が出たなどの話ばかりです。


しかし、メールやズームなどを活用した在宅勤務や遠距離学習が社会に広く浸透してくると、大人のみならず、学齢期のお子さんたちまで、今までの働き方や学び方に疑問を持つようになった人が増えているみたいですね。


社会人なら、毎朝早く満員電車の中で押しつぶされながら会社に行き、膨大な仕事量と複雑な人間関係に苦しむ。サービス残業は当たり前で、いつもリストラの恐怖に慄いている。夜遅く家に戻ると、もう体はくたくたで、妻や子供と話す気力もない。子供も子供で、学校で人間関係などの問題があり、放課後は塾や予備校がある。


ところが、今回のコロナ問題がもたらしたリモートワークや遠距離学習は、今までの会社や学校の在り方を私たちに考えなおすきっかけになっているようです。


たとえば、社会人は通勤の不合理さを感じるようになり、給与も減給になったことから、ネットを使った副業や投資を考える人が増えてきました。子供たちも、学校で一日8時間も拘束され、なんでそのあとに2~3時間も塾や予備校での勉強に縛られなくてはいけないのか?それだったら、学校よりも塾や予備校のオンラインクラスの方が勉強の効率がよい。


こうして、コロナ問題とそれに伴う労働環境や学習環境の大変化から、新しい生き方を探す人が増えてきたと思えるのです。何を隠しましょう、じつは私もその一人です。


今回から数回にわたって、「新しい生き方」をテーマにブログ記事を連載してみたいと思います。もちろん、みなさんからのご感想やご意見も大歓迎ですよ。skybusinesseng@gmail.comまでご連絡ください。



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