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経済が冬の時代、「賢いキツネ」になれ!


みなさん、大変お久しぶりとなりました。お元気でしたか?私は、ここ二ヶ月間は多忙を極め、ブログの方も手つかずとなってしまいました。気がつくと、一年ももう終わりに近づいていますね。


相変わらず新型コロナウイルスが国内や世界で猛威をふるい、それに伴う経済界のダメージは相当のものがあります。これは日本だけでなく、世界各国、どの国も共通の傾向にあります。


もっともグローバル化が進んだ産業の一つにエアライン(航空)業界を挙げることができると思います。シンガポール航空といえば、エアライン業界最強ともいえる地位を築いてきました。しかし、今年9月には同社もリストラに踏み切り、幹部も減俸になるニュースが話題になりました。


スカイビジネスの奈良順子代表もかつてシンガポール航空に客室乗務員として勤務した経験がございますが、世界最強のエアラインですら新型コロナによる経済不況の影響を受けているのです。また、シンガポールに、百年以上にわたって存続してきたロビンソンズという高級デパートもついに閉店になったとのことです。


新型コロナについては、いつ収束するのか、先が読めません。おそらく、来年も今年と同じような状況が続き、日本および世界経済もますます冷え込むことでしょう。リストラや失業、倒産が世界規模で社会問題になる一年になるのではないでしょうか。


先行きがまったく読めない時代、既成の秩序が崩れていく時代、過去の栄光や肩書にとらわれては生きていけません。どの職業にしても、どの企業にしても(スカイビジネスも含めて)、失業のリスクがあります。場合によっては、過去の実績やスキルを手放して、新しい職業に就かなくてはならないこともありえます。


こういう厳しい時代、「賢いキツネ」になったつもりで生き抜くしかないのです。つまり、白いウサギだろうが、黒いウサギだろうが、捕まえて生き抜けるキツネが賢い、ということです。物事の表面的なことにこだわりすぎず、何が重要かを常に考えて行動する必要があります。


キツネというと「ズル賢い」という印象をもちますが、私がいう「賢さ」とは「ズル賢さ」という意味ではありません。まっとうで正当だけれども、知恵をつかったビジネス戦&戦術がますます必要だということです。


これからも長くて辛い「経済の冬」が続きそうですが、賢く生き抜きましょう。



写真:ウィキペディアより

Shiretoko-Shari Tourist Association, Attribution, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=361

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