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思考を読むことの難しさ


みなさん、こんにちは。当ブログ記事の更新が遅れてしまいました。

先月末に愛用のパソコンの調子が悪くなりまして、結局、新しいパソコンを購入することしました。

しかし、安いのはいいのですが、機能など思ったほどではなく、結構苦労しています。

みなさんもそういう経験はないですか?

巷ではもうとっくに夏休みで、スポーツクラブや団体の夏合宿の様子をSNSなどで見かけます。

毎度の注意かもしれませんが、熱中症に気をつけて練習を楽しんでくださいね。

さて、私の仕事もいい感じで動いています。

専門のNDM研究についてですが、この度、幸いにも、アメリカのフロリダ人間&機械認知研究所の上級研究員であるロバート・ホフマン博士(写真右)が、私の共同研究者として研究プロジェクトに協力してくださることになりました。

ホフマン博士は、人間の直観と人工知能の関係について、世界的に大変著名な研究者であられます。

私は、ホフマン博士と今年6月に国際NDM大会でお会いしております。

その後、数度にわたる交渉の末、全面的に協力してくださることになりました。

私の熱意が通じたこともあるでしょうが、ホフマン博士NDM研究の有用性、重要性、そして素晴らしさを日本のみなさまにお伝えしたいそうです。

最近年、思考プロセスを説明できる人工知能XAIが話題になっております。

それでも、開発及び実用面でまだまだ課題が多いのが現状です。

私たちの研究は、思考の可視化を通して、人間中心主義のAI開発の方向性を差し示し、とくにXAIが今後、私たちの日常生活やビジネスをどのように変えていくのか、検証していきたいと思います。

AIだけでなく、同時に、人間、特にエキスパートや達人といわれる方々の思考プロセスも読まなくてはなりません。

つまり、人間と機械を比較することで、多くのことが見えてきます。

人間の方については、鍼灸学術団体である北辰会学術部の先生方と研究プロジェクトを進めることになっております。

北辰会の創始者であられる藤本蓮風先生が構築された鍼灸学術理論「北辰会方式」は、NDM理論と恐ろしいほどの類似性があります。

私の研究を知らない方が、「なぜ人工知能と鍼灸が関係あるの?」とよく質問されます。

発想のヒントは意外なところにあるものです。

(写真:奈良)

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