G県でのコンサル経験「人に密着したサービスを提供すること」
とことん御無沙汰です!ブログの更新が久しぶりとなってしまいました。
フェイスブックで私とつながっている方はご存知でしょうが、先週は出張先のG県でコンサルをしておりました。
通信分野で最大手の某企業と共同研究をする機会がございまして、出張先でさまざまな利用者の実地調査と分析をしておりました。
その企業との契約から、出張先の県名や企業名をご紹介することができません(すみません)。
ここは比較的高地で平野が広がり、大部分が農地でした
ただ、やはり少子・高齢化の影響からか、高齢や年配の方が多く、働き盛りの20代から40代の若い人が少ない印象を受けました
今回、提携した企業は、最新の通信技術をそうした過疎地に導入し、いわゆる「引きこもり老人」を減らして地域の活性化を目指すことを企画していました。
私は、自身の専門である「現場主義意思決定」理論のうちの認知インタビュー方法を応用して、
・そうした過疎地の高齢者がどれだけテクノロジーになじめているのか、
・そうした高齢者がテクノロジーを利用することで、どれだけ彼らの判断・意思決定の補助をすることができるか、
というテーマで研究調査を行っていきました。
幸いにもクライアントである企業は、今回の調査結果に満足していただけたようでした。
しかし、私たちの予想以上に、G県の高齢者はスマートフォンなどの通信機器に使いなれていませんでした(というより、はじめから持っていない人が多かった)。
そのため、クライアントの企業が自社のサービスを普及させるのは、まだまだ障壁があるようでした。
それでも、今回のコンサル体験は私にとっても非常に刺激的で、教訓的でもありました。
今まで、G県のような地方の高齢者と対話する機会がほとんどありませんでした。
また、今回のコンサル経験から、
「いくら(自分で)素晴らしいと思っているサービスを用意しても、顧客のニーズ、生活・仕事、さらにはその顧客の能力や個人的特徴に適合しなければ、購入してくれない」
ということを身をもって学びました。
そういう意味で、弊社スカイビジネスも、もっともっとクライアントである企業・団体、個人が求める教育研究サービスを提供する必要性を痛感させられました。
これからも、皆さまの期待に沿うよう頑張っていきます。
来週は、いよいよ「第14回国際現場主義意思決定大会」に参加するため、サンフランシスコへ向かいます。
報告を楽しみにしててください。
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