ちょっとブレイク「認知心理学者、名門中学の入試問題に失敗する」

May 17, 2020

みなさん、こんにちは。だいぶ気温が高くなり、すごしやすい毎日になってきました。もちろん、まだ緊急事態宣言が解除されたわけではないですし、新型コロナウイルスの感染にしても油断大敵ですね。

 

さて、昨日、私用のため電車に乗ることになりました。電車でよく見かけるのは、中学受験で有名な日能研さんの広告ですね。例の「シカクいアタマをマルくるする」というやつです(笑)。

 

車内がガラガラだったとはいえ、私は立っていたのですが、たまたま日能研さんの広告が目に入りました。日能研さんの広告は、毎月、有名中学が過去に出題した入試問題を紹介しています。

 

その広告は、鴎友学園女子中学校が2020年(今年)出題した社会の問題でした。

 

内容は、

 

「人工知能(AI)の『シンギュラリティ』は起こらないと考える人は、なぜ、そのように考えるのでしょうか。AIにとって不得意であり、人間にとって得意だと思われることに触れながら、考えなさい。」

 

というものでした。

 

私は、すかさずスマホを取り出し、写真を撮ろうとしました。

 

すると、その広告の下で座っていた中年で小太りのおばさんが、

 

「あら、お兄さん、私の顔を撮りたいの?しょうがないわねえ~」

 

などとわけのわからないことを言いだしました。

 

私は、「ちがう!ちがう!おねえさんじゃなくて、上の広告を撮りたいんだよ!」といって、写真をとりながら解答を考えました。

 

私は、

 

「人間は直観的思考ができるが、AIは人間の直観的思考を真似ることができない。なぜなら、直観的思考とはパターン認識とイメージ能力を組み合わせたものであり、事実、シンギュラリティを唱えたレイ・カーツワイルもそのことを言及している。・・・」

 

などと認知心理学者ならではの解答が思いつきました。

 

電車を降りると、やはり「正解」がどうしても気になるので、日能研さんのホームページを訪問してみました(下線をクリック)。

 

詳しい解答と解説は、同社のホームページを実際に見てもらいたいのですが、正解は、

 

「AIは、情報を累積し確率に基づき行動を選択するため、予想外のできごとへの対応が不得意であるが、人間は、何もないところから創造することや考えることが得意である。・・・

 

だそうです。

 

いやあ~、参りました。今の中学入試問題も本当に高度になりましたねえ~。

 

私は中学受験をしていません。それでも、私が小学6年生のとき、テクノロジーについての知識があったかといえば、真っ白でしたね。

 

この問題ができて、鴎友学園女子中学に入学した生徒さん、さすがです。

 

できなかった受験生(一般の大人もふくめて)、まったく心配無用です。私だってできなかったんですから。それでも、なんとか曲がりなりにも学者業をやっております。

 

まあ、ちょっとは自分のシカクいアタマがマルくなりましたかな~?

 

 

Please reload

Sky Business JPN Title.png

©2020 Dr. Jun Nara, Sky Business, Co. Ltd.. All rights reserved.