「学校嫌い」でも「勉強好き」なら食っていける!
みなさん、こんにちは。毎日、湿気が高く、雨が降ったりで、陰気な天気が続いています。体調はいかがでしょうか?
じつは、一昨日の15日は奈良順子代表のお誕生日、昨日16日は私の父の誕生日でした。
二人とも今日まで元気で生きてくれたのでうれしく思います。これからも健康で、明るい毎日を過ごしてほしいと願っています。
現在、新しい研究プロジェクトの準備、さらには、ビジネス英会話クラスやコンサル・サービスなどの質向上のため、大変に忙しい毎日です。睡眠時間が4時間以下の日も多々あります。
それでも、創業者・奈良順子が興したスカイビジネスをさらに発展させ、みなさまから愛され、お役に立てる教育・学術組織にしていきたいと思っています。
今後も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、昨晩、東京・下高井戸のとある料理屋で、あるアメリカ人青年と知り合いました。
彼はニューヨーク市ブルックリン出身で、私も学生時代をブルックリンで過ごしたこともあって、お互いに親近感がわき、親しくなりました。
日本滞在4年目だそうで、日本が大好きだそうです。それでも、日本語はまだ難しいそうですね。。。。
ふだんはモデルや俳優業をこなし、現在はコンピュータ技術者の試験に向けて猛勉強中だそうです。
彼と話をしていて非常に面白かったのが、彼曰く、
「ぼくは子供の頃から大学卒業まで、学校が大嫌いで、いつも教師に嫌われていた。だから成績もものすごく悪かった。でも、自分で勉強することは大好きなんだ。。。」
「学校が嫌いでも、学ぶことが好きなら、世の中、なんとか食っていけるよ!」
彼はアメリカ人にしては珍しく、ひたすらしゃべり続けることが好きではなく、おとなしい生徒だったから教師はやる気のない生徒だった思ったらしいのです。
子供の頃から一人でコンピュータをいじることが好きだったそうです。それでも数学が苦手だったから、大学時代はコンピュータ・サイエンスを専攻せず、卒業後もITとはまったく関係のない仕事を転々としていました。
後々になって、子供の頃からの好奇心を思い出し、本気でITを勉強しようと決心しまあした。猛勉強を開始し、国際ライセンスの試験を受けるまでになったのです。
本当に人の成長って、まったくわからないものです。
学校秀才だった人が卒業後に平凡な人生を過ごしている場合もあれば、彼のように「ダメな生徒」の烙印を押されていた人が才能を開花する場合もあります。
一つ確かなのは、一時的な他人の評価を真に受けすぎず、自分の好奇心を暖めて大切にし、自分を信じてきたことではないでしょうか。
自分の仕事柄、気をつけて発言しなくてはなりませんが、じつは私も学校が嫌いだったのです。
よく言えば個人主義、悪く言えばワガママだった私は、集団主義的で、個人の能力を高めることよりも不合理なルールに従わなくてはならない学校生活が苦痛でした。
私のことを憎むように嫌う教員もいましたが、同じくらい、私のことを信じて応援して下さった先生もいました。
でも、そういう体験がスカイでの英会話指導や教育コンサルの経験に生きているのです。
と申しますのも、学校で学ぶことも大変ですが、教えることもそれと同じくらい大変だからです。
一生懸命にレッスンやコンサルの準備をして、レッスン生やクライアント様がご満足していただけないと、やはり気持ちが凹(くぼ)みます。
スカイは義務教育機関ではないので、面白くない勉強を「やれ!」というような強制力はありません。
でも、先のアメリカ人の彼が言うに、
「どこにいても、結局、勉強するのは自分自身だよ。自分が最高の教師さ」
この言葉から、あらためて学び方、教え方のあり方を考えさせられます。
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