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バーチャル・リアリティの中での判断&意思決定


みなさん、こんにちは。夜などやや涼しくなってきた感じですが、相変わらず日中は暑い毎日ですね。いかがお過ごしでしょうか?

私の方は毎日仕事で多忙で、ブログの更新がやや遅れ気味になっています。更新が遅れることもありますが、引き続き当ブログに訪問してくださるとうれしいです。

さて、最近、ある企業のバーチャル・リアリティ(VR:仮想現実)研究に関するコンサルティングを行っています。

その企業は、航空、船舶、車の操縦のための訓練装置を研究開発されています。特殊なゴーグルを被り、大きなスクリーンを眺めながら、現実さながらの疑似体験ができるというものです。

たとえば、アメリカなどでは、軍事研究の一環として、VRの機器がよく利用されています。

訓練の参加者は、かりに何かの判断を間違ったり、操縦ミスをしても、怪我をしたり、惨事に至ることはありません。もちろん、何度でも挑戦できます。

最近のVRの技術は大変進歩しています。画像も音響も、実際の現場に酷似してきていますね。

それでも、VRは実際の現場ではないです。つまり、現実世界にあるさまざまな条件をコピーしてVRに移植することはできないわけです。

その「条件」とは、風(風圧)、摩擦、臭い、微妙な雑音、微妙な感触、光の変化、影の動きなど、いくらでも考えられます。

私のコンサルでは、開発者であるエンジニアの方々と、そうした現実世界との相違点を列挙し、技術上でどのように表現できるかを話し合っているわけです。

今後も、私の専門である現場主義意思決定(NDM)が日本の学術界や産業界、ビジネスに幅広く浸透してくれると嬉しいです。

また、そうなるように私自身も頑張ってまいります。

Komen


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